アンチエイジング

3分でわかる日焼け止めの知識と飲む日焼け止めの使用方法

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紫外線は年中浴びている事はなんとなく解っている
と思いますが解っているけど
年中日焼け止めを使用している人は少ないと思います。
毎日欠かさず使用してる人は日焼け止めの知識は
あると思いますが、


殆どの人は日差しが強くなってきたので
そろそろ日焼け止めをしないといけないなーと
思って使っている人が殆どです。

いざ日焼け止めを買おうと思っても
この頃は沢山在りすぎて解りにくいので
3分でわかるくらい日焼け止めの知識、選び方を
簡単にまとめて見ました。参考に選んで下さい。
紫外線はA波とB波からあります。

紫外線A波:UV-A

紫外線B波:UV-B

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UVAとUVBの違い

紫外線は、波長によってUV-A・UV-B・UV-Cに分かれますが、
実際に地表に届くのはUV-AUV-B2種類です。

UVAとは

●地表に届く紫外線の内、約95%を占める
●弱いエネルギー
●雲やガラス、衣服までも通り抜け、肌の奥底、
真皮まで届いてダメージを与えます。
●ハリや弾力の元であるコラーゲンや
エラスチンを作り出す繊維芽細胞に直接的に
ダメージを与え、老化を引き起こします。
●1日のうちで、朝一で届く紫外線で、
正午前後にもっとも強くなります
●夏だけでなく通年で照射している
●くすみ・しみ・しわ・たるみの原因

 

UVB とは

●地上に届く紫外線の5%を占める
●波長が短く強力なエネルギー
●肌の表面にダメージを与え、日焼けの原因となります
●日焼けは要するに火傷 細胞を損傷して
火傷のように赤くなり、炎症を起こします。
●朝9時を過ぎると急速に量を増やし、
正午前後にはピークになります
●炎症・日焼け・しみ・そばかすの原因

 

日焼け止めにはSPFPA という表示があり

このUVAUVB防ぐ指標となるのがPASPF

PAは+の数で表さます。

強い方から「++++」「+++」「++」「+」の

4段階に分かれています。

+の数が多ければ多いほど高いUVAの防御効果を示します。

※簡単に言えば
皮膚を黒くするだけでなくシワやたるみの原因となる
紫外線A波(UVA)の防止効果を表すものです。

 

SPFはUV-Bの防止効果の程度を数値

※簡単に言えば
シミやソバカス・皮膚ガンの原因となる
紫外線B波(UVB)をカットする力を示しています。

 

人の肌がUVBによって影響を受け始めるまでにかかる時間は
約20分と言われています。

SPFの値は、この時間をどれだけ伸ばせるかという数字。

例えば 
SPFが10なら
20分×10=200分

SPFが30なら
20分×30=600分

このように計算します

SPFが30なら
10時間は日焼けを食い止めることができるというわけです。

日常使いならPAは+か++、SPFは15~25で十分です

 

●日本で売られてるSPFは2から50までの数値で表現され、
「50+」が最高です。

●海外にはSPF100+ の日焼け止めがあります

↑海外の日焼け止めクリームSPF100+

ここで勘違いしやすいのが
SPF値やPA値が高ければ高い方が良いと思いがち
実は紫外線防止の効果が高いほど、
肌への負担も大きい事を知っておいてください
肌を紫外線よりガードする日焼け止めに配合されている
紫外線防御剤は、
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があります。

 

紫外線吸収剤とは

・伸びが良く、白浮きしにくい
・肌への負担がかかりやすい

紫外線吸収剤は、紫外線を日焼け止め成分の中に
吸収して熱や遠赤外線などに化学反応を起て外に放出させます。

この時、起きる化学反応は、
お肌にかなりの負担をかけてしまいますので
お肌の弱い敏感肌の方が使ったりすると
肌あれを起こしてしまいます。

また紫外線吸収剤は熱を吸収することによって、
肌を酸化させてしまうという作用があります。

そのため紫外線吸収剤を含んだ製品を
長時間とつけていることでシミやシワを
招く原因となり得るという訳です。
ただ、紫外線吸収剤が入っている製品を使用していても、
きちんとクレンジングをし、肌に残さないようにすることで
ダメージを減らすことができます(*^^)v

日焼け止め効果の高い日焼け止め剤は
紫外線吸収剤が使われていることが多いので
成分表などで確かめてみてくださいね(#^.^#)

 

紫外線散乱剤とは

・白浮きしやすい製品が多い
・肌には低刺激で優しい

紫外線散乱剤は、紫外線を散乱・反射してくれる成分です。
紫外線吸収剤に比べると種類はとても少ないです。

最近では紫外線散乱剤だけ配合した
UV化粧品が多く出ています。

表示方法は、「紫外線散乱剤」もしくは「紫外線吸収剤フリー」
「紫外線吸収剤不使用」と記載されています。

 

日焼け止めを塗る順番

●洗顔
●化粧水や乳液(スキンケア)
●日焼け止めを塗る
顔全体の場合、日焼け止めは500円玉位の量を見安にして下さい
●化粧下地で色補正は行う
日焼け止めは白っぽい色をしているものも多いので、
下地で色補正をして下さいね
●いつも通りメークを行う

日焼け止めは外出直前に塗ると肌への浸透が十分でないので
外出の30分前には塗布する事をおすすめ(*^^)v
一般的な日焼け止めの場合は、
2~3時間おきに塗りなおすというのがルール。

汗をかいたり、顔をこすったりすると

どうしてもはがれてしまうので、塗りなおしが必要

 

今は下地自体に日焼け止め効果があるものも
たくさん出ているので、
日常的には下地で補うのも良いです(#^.^#)

海や山などレジャーに出かけたときには、
メークの上からこまめに日焼け止めを塗り直すこと
で効果的に紫外線を防ぐことができます。
最近では、紫外線吸収剤の成分をマイクロカプセルに入れて
お肌に直接触れないようにしてお肌を刺激しない
技術がメーカーから開発されています。
しかし、お肌の弱い方は紫外線吸収剤のものは

避けたほうがいいかも(*^^)v

 

紫外線量は3月から9月まで多くなります。
曇りの日でも晴れの日の60%ほど、
雨の日でも30%ほどの紫外線量があります。

 

日本では、まだ塗るタイプの日焼け止めが主流ですが、
海外でおなじみの飲む日焼け止めが2016年より
日本でも解禁されたことから注目を集めています。

飲む日焼け止めとは

飲む日焼け止めは飲むと紫外線による日焼けを
完全に防げるわけでは無いので
塗る日焼け止めでは対応できないものを補えると
思ってください(#^.^#)

●日焼けを軽減する働き
●メラニンを抑制する働き
●肌の酸化を防ぐ働き

飲む日焼け止めは紫外線によるメラニンを抑制する成分

シトラスやローズマリーから抽出された、ニュートロックスサン
トマトに含まれるリコピン、ビタミンE がなどが含まれているものが
多く飲むだけで紫外線による日焼けから肌を守ってもらえる成分が
入っているものが多い

飲む日焼け止めが禁忌な人

●妊娠中の人
●妊娠授乳中の人
●アレルギー体質の人など
該当する人は副作用が出る可能性があるので
初めからやめておいた方が良いと思います。
どうしても飲みたい人は医師と相談してください。

ナース美奈子から一言

飲む日焼け止めを継続して飲むことで、
肌の紫外線防御力も高まるという報告もあることから、
老化から守るためにも、日焼け止めクリームと
飲む日焼け止めを一緒に併用すれば効果は大きい(*^^)v

※飲む日焼け止めはまた詳しいことは次回書きますね。

目に見えない紫外線ですが、
紫外線からの影響を最小限に留めてより美しい素肌をめざし、
将来の美肌をかなえるために、
毎日のケアで肌を守ることが大切

これから日焼け止めを買われる方はぜひ参考にして
頂けたら嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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