膝の黒ずみは意識していない間にいつの間にか黒ずんでいることが多く、
黒ずみが取れなくて悩んでいる人も多いです。
特に冬は服の下に隠れていることが多く、黒ずみを意識することは少ないのですが、
肌を露出する春や夏などの季節に、何気なく膝を見たときに
ひざが黒いとせっかくのおしゃれも台無しになります。
膝の周辺の肌の色がくすんでいて茶色い女性って結構います。
膝の関節は曲げ伸ばしするところなので、皮膚も伸び縮みします。
伸ばしている時は皮膚は縮み黒っぽく見えることが多いですが
曲げている時は皮膚は引っ張られた状態ないので、
くすみが気づかないことが多いですが、曲げている状態でも
他の肌の色と違いがある場合、黒ずんでしまっています。
出来てしまった膝の黒ずみを取る方法を書いています参考にして下さい(#^^#)
スポンサードリンク
膝が黒ずんでしまう原因
膝の黒ずみの種類には圧迫型・乾燥型・毛穴詰まり型などがあります。
膝は体の中でも比較的皮脂腺が少ないパーツなので、
皮脂や汗がほとんど出ません。うるおいが少ないため、
刺激に対してかなり弱い部分なのです
肌に紫外線を浴びたり、過度な摩擦や刺激を加えると
メラニンという物質が肌を守るために分泌されます。
メラニンは本来肌を守るものですが、過剰に分泌されてしまうと、
色素が沈着して黒ずみとして残ってしまいます。
皮膚にはターンオーバーという、皮膚に備わっている生まれ変わり機能があります。
ターンオーバーが遅かったり、サイクルが乱れたりすると、
皮膚の古い角質がはがれ落ちにくくなるうえ、
メラニンも排出されにくくなるため、黒ずみとなります。
全身の皮膚で特にターンオーバーが遅いのは、
膝などの皮膚が厚い部位です。
そこに膝をついてしまったり、ぴったりしたジーンズ(スキニーなど)をはいたり、
脚を組んだりと、膝がこすれる動作を繰り返すことで黒ずみが起こります。
※睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどによって、
ターンオーバーが乱れやすくなります。
膝の圧迫で黒ずみが出来る(圧迫型)
日常の行動
●立つ時や座る時に床にひざをつく
●ぴったりしたジーンズ
●足を組む
●正座
職業柄
旅館や料亭など膝をついて料理を出したり、接待をする仕事(仲居さん)や
保育士さんなどは膝立ちや正座をすることが多く、
膝に圧力がかる仕事の方は圧迫型の黒ずみが多いです。
膝の乾燥で黒ずみが出来る(乾燥型)
ムダ毛処理や膝の刺激や摩擦などのダメージが原因で乾燥を引き起こし、
肌の防護作用として黒ずみがおこります。
年齢を問わずもっとも多い膝の黒ずみです(@_@)
膝の毛穴のつまりで黒ずみが出来る(毛穴詰まり型)
食生活や生活習慣などが原因で肌のターンオーバーが乱れ、
毛穴の角質の詰まりや古い角質が生まれ変われずに
蓄積して膝が黒くみえるようになります。
特に10代~30代の方に多いです
黒ずみまでの経過
膝がこすれる→色素沈着するというだけでなく
こすれる→皮膚が固く分厚くなる(角質も厚くなる)という状態になっています。
角質が厚いことから、皮膚はバリア機能が高くなりますので
早く治療する方が当然の事ですが早く治ります。
膝の黒ずみのレベル
軽度
赤みが少し濃い
中等度
赤みが濃い~薄い茶色
重度
焦げ茶色~黒に近い
膝の黒ずみの治療
①習慣の見直し
黒ずみの原因となっている“習慣”を見直しましょう。
手厚いケアをしても、クセが治らないと再び黒ずみを作ってしまいます。
黒ずみの原因となる習慣とは、
必要以上に床に膝をついたり、入浴時にナイロンタオルで体を洗ったり、
日頃の生活の中で、できるだけこすれるのを防ぐために、
床にひざをつく際には、座布団やクッション、膝サポーターなど使用し
刺激を抑制するものを使う様にして下さい。
圧迫感の無いズボンを着用するなどクセや習慣を治すだけでも
黒ずみが薄くなってきます。
ムダ毛処理では肌刺激の少ない電気シェーバーや
レーザー脱毛(永久)を検討してください。
圧迫型、乾燥型の黒ずみは
保湿が一番の治療です。保湿だけで薄くなることもあります。
毛穴詰まりの黒ずみは
食生活などの習慣やホルモンバランスの乱れ(生理・妊娠・年齢の積み重ね)
による肌の代謝の遅れが原因なので古い角質を取り除き、
食生活や生活習慣を整える様にして下さい。
古い角質の除去(スクラブやピーリング)を行い保湿ケアすることが必要です。
膝の皮膚をやわらかくするために、
湯船にゆっくりと入ったり、スクラブでやさしくマッサージをして下さい。
ゴシゴシこすると刺激になってしまうのでゴシゴシは禁です。
月に1~2回程度がおすすめです。
お風呂から出たら、化粧水(ビタミンC誘導体がおすすめ)を
使用してから保湿(セラミド、ヒアルロン酸入り)クリームを使用して下さい。
ビタミンC誘導体の事を書いてますので参考にして下さい。
②皮膚を柔らかくする
色素沈着を取るためには、
まずは固くなった皮膚を柔らかくして、
余分な角質も取り除き美白剤が効きやすい準備をして下さい。
皮膚を柔らかくする尿素20%配合クリームを使用するのをお勧めします。
クリニックでも処方してくれますし
薬局でも売っているので手軽に始めらます。
尿素20%配合クリームを1日2回以上塗ることです。
③美白クリームを使用(美容クリニックで処方)
皮膚を柔らかくする尿素クリームを使用して柔らくなったら
ハイドロキノン(美白クリーム)を使用。
※美白剤の効果は、顔から離れて手足の末端になるほど効きにくいです。
ハイドロキノンはネットでも買う事が出来ますが、
使い方を間違うと逆効果になる可能性が高いのでまずは、
クリニックで処方してもらってください(#^^#)
顔のターンオーバーは28日(一般)と言われますが
首から下のターンオーバーは下(足先)に行くほど
ターンオーバーは遅く3か月はかかると言われてます。
足の踵は全体重を支える足裏の表皮は厚く、
踵の角質層は約2ミリと顔の100倍。踵のターンオーバーには120日必要と言われています。
踵よりは膝の周期は早いです。しかし膝が分厚くなっている場合
美白の浸透も遅いし、ターンオーバーも遅いと思ってください。
そのために、ハイドロキノンは高濃度のものが良いです。
④ホームケアでの最強の治療
ターンオーバーを早めるトレチノイン+ハイドロキノン(美白)+尿素クリーム20%を
組み合わせて同時に使用して行うと最強です。
しかし顔と違い黒ずみの程度により消えるまでは数か月はかかります。
※トレチノイン・ハイドロキノンは医師に処方してもらってください
も参考にして下さい(#^^#)
⑤膝の黒ずみは美容クリニックでとる。
重度の黒ずみは美容クリニックで取るのが早いです。
分厚く黒ずんでしまった膝の黒ずみはホームケアで取るのは難しいです
美容皮膚科の膝の黒ずみには主に以下の治療方法があります。
・高濃度美白クリームの使用
・イオン導入:美白クリームの浸透力を高める
・ケミカルピーリング:肌の古い角質を排出する
・レーザー:メラニン色素を破壊する
医療機関しか取扱えない高濃度の保湿クリームや、
余分な角質を溶かすピーリング剤も処方してもらえるため、
セルフケアでは落としきれない膝の黒ずみは早期に解消できます(#^^#)
ナース美奈子のまとめ
肌を露出する春や夏などの季節は、電車に乗っていると
膝が黒い人を良く見かけます。( ゚Д゚)
膝が黒いとせっかくのおしゃれも台無し。
膝のケアは摩擦、刺激を取り除き、乾燥させないように保湿が大切です。
軽度、中等度の膝の黒ずみの方は、
ホームケアで出来る黒ずみの治療を行って
膝の黒ずみが取れたら、今後、黒ずみにならないようにケアして下さいね
美容皮膚科、美容クリニックではお金はかかりますが、
重度の黒ずみはホームケアである程度は薄くなりますが、
凄く時間もかかり、結局はお金も沢山かかります。
間違った黒ずみのケアを続けて
黒ずみが濃くなってしまうこともありますので
同じお金を使うのなら早く綺麗になるので
美容クリニックも検討しても良いかもです。
綺麗な膝を目指しておしゃれを楽しんでください(#^^#)
最後まで読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
スポンサードリンク
日本ブログ村と人気ブログランキングに参加しています
良かったら応援してください(#^.^#)