目に下のたるみが出てくるとかなり老けて見られます。
目の下にたるみがあるのと無いのでは年齢は10歳ほど変わって見えたりします。
自分では鏡を見る度に憂鬱になるし
人から見ても老けた印象になったり、
活気のない、疲れた印象の顔に見られてしまいます。
年齢が経つにつれ仕方がないなどとほっておくと
同じ年でも若々しい人とそうでない人の差は明らかに変わってきます。
今回は目の下のたるみをとる方法をホームケアでとる方法と美容医療で取る方法を書いています
少しでも参考にして頂いていつまでも若々しい自分を取り戻してください(#^.^#)
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目の下のたるみの原因
目の下のたるみの原因は、皮膚の老化や表情筋の衰え、
紫外線、乾燥による、うるおい不足と言われています。
また目の下にある脂肪が膨らむことで、皮膚がたるんでくる原因もあります。
●皮膚の老化現象、表情筋の衰え
表皮の下にある真皮の部分にコラーゲンやヒアルロン酸蓄えられています。
それが表皮を支えていて弾力やハリのある肌を保っているんですが、
このコラーゲンやヒアルロン酸が減少すると、
ハリが失われて皮膚の下で凹みのようになります。
そして、その上にある表皮も影響されることで『たるみ』に繋がります。
また目の下は皮膚が薄いので特に目立ち、
目の周囲の筋肉の衰えによってさらに下に垂れてきやすいのです。
●肌乾燥
肌は乾燥するとハリや弾力を失いやすなります。
特に、目の下の皮膚の真皮の部分にはコラーゲンが蓄えられているのですが、
皮膚が薄いのでより乾燥しやすい部分となります。
●紫外線
紫外線はコラーゲンなどの保湿成分や肌細胞にダメージを与えますので、
コラーゲンやエラスチンなど肌の潤いとハリを保つ成分が少なくなります。
そうすると、肌が乾燥してたるみやすくなります。
●目を酷使(こくし)
若い人にも目の下のたるみが目立つのはパソコン、スマホの普及が原因
デスクワークの人やスマホを長時間使っているような人は、
目を酷使しています。目を酷使すると目の周囲の筋肉が凝り固まります。
そうすると、筋肉が緊張して、血流が悪くなりますので、
肌細胞に必要な栄養や酸素が行き届かず、目の下がたるみやすくなるのです。
目の下のたるみのタイプ
眼球の周りには脂肪が取り囲むように眼球を保護しております。
その脂肪が重力の関係で年々下に落ちてきます。
●たるむことで、くぼんでしまうタイプ
加齢とともに目の下の脂肪が下がってたるんでいくことで、
目の下がくぼんでしまうタイプ
●脂肪が出てくるタイプ
若い年齢の方に多いのが脂肪が突出してきた脂肪がたるみのように見えていたり、
突出した脂肪の下が影になってクマに見えている事がほとんど です。
(決して老化が早い とか、疲れているというわけではないのです)
脂肪の突出は骨格上の要素が大きいです。
老化により、目の周りの筋肉が衰えることで、
眼窩脂肪(眼球下部の脂肪)が押し出され、たるみが生じる場合もあります。
そのような場合は眼窩脂肪の突出だけではなくそこに段が付いたりしわが生じたり
40代以降の方に良くみられると思います。
一度テレビなどで観察して見て下さい(*^^)v
(女性は年齢を取っていても綺麗にケアしているので、解りにくいですが
男性の芸人さんなどを年齢別で見れば参考になります)
目の下のたるみを取る方法(ホームケア)
①眼輪筋を鍛える。
目の周りの筋肉である眼輪筋を鍛えると血行が良くなるので、
余分な老廃物や脂肪が流れやすくなります。
この効果により、目元がすっきりと軽くなって、気になるたるみが改善されます。
②保湿
乾燥を防ぎ、弾力を与えるには、
保湿クリームや、目元専用美容液などで、うるおいを与えることが大切です。
特に、ビタミンAの一種で、もともと人間の体内にあるレチノールという
成分には、真皮のコラーゲンを増やす効果があります。
レチノールが含有されている化粧品は、たるみに効果的といえます。
加齢によるたるみを食い止める代表的な成分は、
●プロテオグリカン
●セラミド
●コラーゲン
●ビタミンC誘導体
などの入った美容クリームが効果があります。
目の下のクマ・原因チェックと治療♪も参考にして下さい
③紫外線対策
紫外線対策は夏だけではなく、1年を通して行って下さい。
3分でわかる日焼け止めの知識と飲む日焼け止めの使用方法も参考にして下さい
④目の下のたるみを取るツボを刺激する
承泣
目の下の骨のすぐ上にある 承泣(しょうきゅう)というツボです。
このツボは、目の下のたるみを取るのに効果的なツボだといわれています
承泣を刺激して目の周囲の血行が改善することによって活き活きとしたハリが生まれ、
目の下のたるみやむくみ、クマが解消していきます。
疲れ目に即効性があるツボなので、目を酷使してたるみが気になるという時は
優しく押してみましょう。この承泣を押すことでも目の下のたるみを解消することができます。
※小指の腹で左右同時に5秒押しては離すを3回くりかえす
瞳子りょう
目尻の約1cmほど外側の、目じりの小さなくぼみにあるツボです。
体液の流れを整えて目の周りの血行をよくしてくれるので、
目の下のたるみやクマに効果的
たるみだけではなく、目尻のシワや目の周りのむくみ、眼精疲労にも効果があります。
人差し指のはらを使い、やや軽く押します
攅竹(さんちく)
眉頭の少しくぼんでいるところです。
まぶたのむくみ、の周りのしわ、目の周りのくま、目をスッキリさせて
目の開きを大きくさせる効果があります。
眼輪筋を鍛えるトレーニング方法
目を開け閉めする
1. 目を自然に軽く閉じる。
2. 少しずつ力を入れて閉じていき、限界まで閉じたらそのまま5秒間キープする。
3. ゆっくりと目の力を抜いていく。
4. 一気にぱっと目を大きく見開く。
5. そのままの状態で5秒間キープし、少しずつ力を抜いて自然な状態に戻す。
上まぶたの筋肉を鍛える
1.目を軽く閉じる。
2. 人差し指を眉の上に置いて固定します
3. そのまま眉をゆっくりと上げていきます
4. 人差し指は上がってくる眉を下に押さえるようにして動かさないようにします
5. 上まぶたが伸びるところで5秒間キープします
6. ゆっくりと元に戻します
7.1~4を5回程度繰り返す。
下まぶたの筋肉を鍛える
1.両手の平を額にあてて、額と眉の部分の筋肉が動かないように押さえる。
2.鏡を見て下まぶたをグッと引き上げて目を細める。(10秒キープ)
3.2の状態からしっかりと目を見開く。この時に額と眉に力が入らないように注意。
(10秒キープ)
4.2~3を3回程度繰り返す。
5.最後に目を閉じてリラックスし、目元の筋肉を休めて終了。
8の字トレーニング
1. 両目を∞のように、八の字に回します
2. 時計回りに5回、反対周りに5回、目を8の字に動かす。
眼輪筋全体を鍛えるトレーニング
1. 顔を天井に向け、真下を見るように目を限界まで動かす。
2.そのままの状態をキープしながら、ゆっくりと10回まばたきをする。
3.今度は顔を下へ向け、真上を見るように目を限界まで動かす。
4.そのままの状態で10回まばたきをする。
※舌回し体操と共に目を一緒にぐるぐる回すだけでも
眼輪筋も鍛えられるので一隻二兆(#^.^#)
舌回し体操はほうれい線・たるみの消し方/深さで決まる原因と治療方法に
書いてますので参考にして下さい
目の下のたるみのマッサージは注意が必要
目元の皮膚はとても薄くデリケートです。
目の下のたるみを解消させようと、自己流のマッサージなどで
皮膚を無理にやり引っ張ったりしていると、
皮膚にダメージが起こり、真皮層の弾力繊維(コラーゲン繊維)が断裂したりします。
そうすると皮膚が伸びたり、余計にたるみがでたり、
シワの原因になる事があります。
若い時は修復力は早いのですが、加齢とともにターンオーバーも
遅くなっていますので注意が必要です。
美容クリニックで目の下のたるみを取る方法
目の下のたるみを取るのは美容クリニックが1番早いです。
●目の下がくぼんでいるタイプの人
プチ整形とも言われる。
ヒアルロン酸注射です。
目の下がくぼんでいるタイプの人は、ヒアルロン酸を注射することで、
ふっくらとハリのある肌にすることができます。
最新医療では
FGF(繊維芽細胞増殖因子)注入が今人気の注射です。
●脂肪が出ていることで目の下がたるんでいる人
脂肪を除去する施術を受けることで、
スッキリたるみのない肌を作ることができます。
FGF(線維芽細胞増殖因子)注入とは?
FGF(Fibroblast Growth Factor)とは線維芽細胞増殖因子と呼ばれる
人体で作られるたんぱく質の一種で、気になるシワや、
くぼみに注入することで線維芽細胞を増殖させ、皮膚組織の再生を行います。
私たちが持っている創傷治癒の力に着目した最も新しい再生療法です
ヒアルロン酸注入とFGF注入の違い
●ヒアルロン酸注入は即時にシワが目立たなくなりますが、
成分が序々に体内に吸収され、3ヶ月~半年後には元に戻り、
細胞の修復がない為再注入が必要
すぐに効果を求める人に向いています。
●FGF注入は、線維芽細胞を増殖させ、
あらゆる増殖因子を放出することで血管新生がおこり、
皮膚組織を再生します。
2週間から1か月ぐらいかけて細胞が増殖し半年から1年以上かけて
コラーゲンの増成と皮膚の修復がされると言われています。
再生された皮膚組織は良質で健やかな自己組織であるため、
活発的にコラーゲンやエラスチンの生成を繰り返し、抗老化作用で長期的な改善が可能
多血小板療法(PRP皮膚再生療法)とは?
ヒアルロン酸やコラーゲンに代わる新世代のシワ取り注入療法として話題となった
多血小板療法(PRP皮膚再生療法)は、
自身の血液を特殊な遠心分離機にかけ血小板を採取し、
気になる部位に注入することで、シワを改善する方法です。
多血小板療法では、肌の細胞に働きかけますが、その作用は非常に弱く
肌の細胞を再生する働きはほとんど認められないので、
深いシワや目の下のくぼみなどには満足できるほどの改善(再生力)が見られない
事が解ってきました。
ナース美奈子のまとめ
お金をかけずにホームケアで目の下のたるみを取る方法を
まず試して見てください。
それで目の下のたるみが消えたり、マシになったら引き続き
ケアは続けてください(*^^)v
何をしても無理な方は美容クリニックも検討しても良いかも
お金をかけても良いので早く治したい人は
美容クリニックが1番早いです。
たるみのタイプによって治し方も変わってきますので
まずはカウンセリングを受けるのが一番
ヒアルロン酸注入はその場で結果が出ますので嬉しいですよ(#^.^#)
目の周りなどは毛細血管が沢山ありますので注射の針でまれに血管にあたり
内出血が起こる場合もありますので
イベントがある人は特に余裕をもって最低1週間前には施術を済ませる様にして下さい。
手軽に出来るヒアルロン酸注入は数か月で無くなってしまうので
ヒアルロン酸注入をした顔が若返って自分で気に入ったら
FGFも検討するのも良いと思います。
しかしFGFは実は非常に技術が必要な施術で、
未熟な医師が施術してしまうと膨らみすぎてしまう恐れがあります。
注入する医師の知識や経験、技術力などによってリスクの程度は大きく変わりますので
必ず経験豊富なアフターケアに整っている美容クリニックを選んで下さい
最後まで読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
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