「糖化」という言葉を聞いたことがありますか?
糖化は「美肌」「美髪」「肥満」などが密接に関係があります。
40代になると30代より肌のハリや、たるみが気になりだし
肌の黄くすみが出てきたりすることも多いです。
50代になると、もっと何とかしたいと思っている方が殆どです
何とかしたいと思っている方は、アンチエイジングの化粧品や
美容クリニックの手を借りて、ヒアルロン酸やボトックス
施術など色々される方が多いのですが、
いくらその時に若返っても糖化をコントロール出来ないと
また逆戻りといったことも・・・
「糖化」が及ぼす肌への影響はとても大きく、
美しいハリのある肌を保ちたい人には是非参考にして下さい。
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アンチエイジングに侮れない糖化とは
糖化とは、食事でとりすぎた糖質が体内のたんぱく質などと
結びついて、AGEs(糖化最終生成物質)へと変質させ、
細胞を劣化させてしまうこと。
(糖化が進むということは、AGEが増えるということ)
細胞が劣化すると、肌はくすみ、たるみ、シワ、シミいわゆる
老化現象がスピードアップしていきます。
もちろん老化だけではなく、体の不調も増えていきます。
※AGEが含まれている食べものをたくさん摂ると、
ますます糖化が進むので要注意!
40代になると鏡を見た時に、
10代の時と明らかに違う透明感が無くなり、
肌の色が変わってきたと感じることがあると思います。
肌のタンパク質が糖化し、黄色もしくは茶色っぽく見える状態が
糖化によるくすみです。黄くすみとも言いいます。
糖化の原因は大きく分けて2つ
活性酸素よる酸化は身体が「サビる」と聞いたことがあると思います。
糖化は過剰な糖によって「体がコゲる」状態のこと
糖化を簡単に言うと
余分な糖が細胞にくっついて離れないと言う事です。
糖化の主な原因は
①余分な糖を取りすぎている。
②酵素が足らない。
この二つが大きな原因です。
①の原因は身体の中で余分な糖が消化しきれず
糖化反応(メイラード反応)によって異常な分子結合が起こってしまう。
②の原因は酵素が足らなくなると糖を処理できなくなって
糖化反応を後押ししてしまう。
どちらにせよ
身体の中に糖が残ることです。
糖が身体に残るとどうなるか?
本来の細胞に余分な糖がくっつくと身体に悪影響があります。
一度糖化すると身体から糖が排泄してくれるのに
長い期間かかります。
糖化が進むと代表的な病気
●糖尿病
●アルツハイマー病
●心臓病
●白内障
●動脈硬化
●難聴
●癌
●髪質の変化(白髪、パサつき、枝毛)
●メタボリック症候群
●老化など
怖い病気が多いです
最も代表的な病気は糖尿病です。
糖尿病が進行すると合併症も引き起こしてもっと深刻になってきます。
40代以降になると代謝機能も落ちてきますので
身体は「酸化」は進み「糖化」もため込みやすくなってきます。
美肌を保つために糖化を意識すると
必然と怖い病気も遠のいてくれます(*^-^*)
糖化が進むと老化が進む
糖化=血糖値が高い。
<肌の色は変化>
肌のタンパク質が糖化し、黄色もしくは茶色っぽく見える状態が
糖化によるくすみです。
<肌の弾力・ハリがなくなる>
コラーゲンの弾力性が低下して柔軟性がなくなり、
ハリのある構造を保てなくなることで、たるみ、
シワなどが発生しやすくなります。
食事をすると、健康な人でもいったんは血糖値が上がります。
1日の血糖値は70〜130mg/dl(デシリットル)あたりを変動していて、
食事前と後では差があるのが普通です。
糖化しにくい食生活
何を食べるかで老化のスピードが変わってきます。
体を構成するたんぱく質の3割以上を占めるのがコラーゲン。
肌のコラーゲンが糖化してAGEが増えるとシミやシワのもとに。
糖化は、血糖値が急激に上昇したり、血糖値が高い状態が
続くことで起こりやすくなります。
すでに糖化してしまったタンパク質は食事を変えても元に戻りませんが、
さらなる糖化を防ぐためにも、食事でコントロールしていきます。
AGEを減らすのに有効な栄養素のひとつが食物繊維。
人間の消化酵素では分解できない成分で、野菜やきのこ類、
海藻などに豊富に含まれています。
食物繊維は胃や腸で水分を吸収し、大きく膨らむ特性から
腸を刺激して便通を促し、大腸内でビフィズス菌などの
働きを助ける整腸効果があります。
また、糖質の体内への吸収を緩やかにして血糖値の上昇を抑えるので、
AGEを溜め込みにくいという効果があります。
point
※AGEは、KU(キロユニット)という単位で示されます。
生のままよりゆでたもの、ゆでたものより焼いたもの、
焼いたものより揚げたものと、見た目に焦げ色が付きやすい
調理をされたものほど、KU値が高くなる。
例えば
食パンはそのままで食べると1食相当のAGEは7KU
トーストにすると25KU
マグロの刺身は705KU
焼くと827KU、
さらに醤油につけた照り焼きにすると4,602KUに跳ね上がります。
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糖化予防は自分でコントロール
①糖質の多い食事を控える
②酵素を多く取る
③空腹時間が長いと食後の血糖値が高くなるため、
3食、規則正しい食事をとる(朝食を抜かない)
④ゆっくり食べる=早食いをしない
⑤適度な運動をする。
⑥高GIの食品を極力控える
⑦良質な睡眠をとる
⑧ドカ食いをしない
⑨血糖値の上昇を穏やかにする酢をとり入れる
⑩食物繊維の豊富な食品から食べ始める
<point>
食物繊維の多い野菜から食べ始め、ゆっくりと味わうように
食べることが糖化予防につながります。
成人女性の1日の推定エネルギー必要量の目安は1650~2200kcal
朝・昼・晩の3食で主食・主菜・副菜をそろえると、
約1500~2000kcalに達してしまうそう
酵素を多く含んだ食品
発酵食品:納豆、キムチ、ヨーグルト
野菜:レタス、キャベツ、セロリ、カボチャ、ニンジン、レンコン、牛蒡
フルーツ:バナナ、アボカド、リンゴ、いちじく
GI食って何?
GIとはグリセミック・インデックスの略で、
簡単に言うと、
食品を食べた後の血糖値の上がるスピードを数値で表したものです。
数値が高いほど血糖値が上昇しやすいことを意味します
例えば、
チョコレートやキャンディなどは高GI食品で、
これらを食べると、一気に血糖値が上昇するため、
血液中の糖の処理に多量のインスリンが分泌されます。
インスリンは、各細胞に糖をエネルギー源として送り込んで
くれる大切なホルモンですが、過剰に分泌されると、
糖が脂肪としてためこまれてしまい、肥満の原因になります。
<GI食品>
野菜 | 穀物・パン | |
低GI食品
(49以下) |
いんげん・玉ねぎ・トマトキャベツ・ピーマン・大根ブロッコリー・なす・小松菜・きゅうり・レタス・マンゴー | 麦・おかゆ(玄米)パスタ(全粒粉)など |
中GI食品
(50~79) |
カボチャ・山芋・トウモロコシ・里芋・サツマイモ・銀杏・そら豆など | 麦芽精米・玄米・もち米・おかゆ(精白米)・そば・クロワッサン |
中GI食品
(50~79) |
ジャガイモ・にんじん・グリンピースなど | 精白米・お餅・うどん・食パン・ロールパン・フランスパンなど |
透明感のある肌を取り戻す(美容クリニック)
糖化予防を自分でコントロールしていくと
肌は変わっていきます。
美容クリニックで手を借りて
透明感のある肌を取り戻す方法
<点滴>
美容クリニックには抗酸化、抗糖化予防の点滴などがあります。
内容はクリニックによって変わりますが
「グルタチオン」と「アルファリポ酸」が主に入ってます。
+αでビタミンB群が入っている所が多いです。
<美白クリーム>
※オバジ ゼオスキンの美白効果って本当にあるの?美容ナースが解説
※ハイドロキノンの17倍の美白効果!敏感肌の人も使えるルミキシル
詳しく書いてますので参考にして下さい。
くすみには糖化だけではなく色々な原因もあります。
ナース美奈子のまとめ
30代では無かったことが、
40代より肌のハリや、たるみが気になりだし
鏡を見たら肌の黄くすみが出てきたりすることも多いです。
今からでも間に合います。
糖化が進行する前に少し意識することで予防が出来ます。
糖化のコントロールが出来なければ、
高い化粧品を使ったり、美容の手を使ったり
アンチエイジングにお金を使っても
元も子もないです。
逆にコントロール出来たなら、
アンチエイジング化粧品の効果も大きく変わってきます。
いつまでも美しいハリのある肌を保ってくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
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