女性の悩みの一つはほうれい線。
見た目年齢を大きく変えてしまうのがほうれい線、
同じ年の人でも若々しい顔をしている人もいれば
ほうれい線があるだけで年齢よりかなり年を取って見られる人もいます。
適切なケアをしないでいると、年齢とともにどんどん深くなり、
目立つようになってしまいます。
美容皮膚科ではほうれい線を取りたいと
来られる方がとても多く
ほうれい線の深さによって施術も変わってきます。
ほうれい線とたるみの関係は深くかかわっています。
今回は原因や対策、美容外科での治療方法について解説いたします。
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ほうれい線ができる主な原因
●たるみ
ほうれい線ができる大きな要因はお肌のたるみです。
年齢を重ねるごとに頬がたるみ、
重力によって下がることで、たるんだ部分がシワやほうれい線になります。
加齢だけでほうれい線ができるのではなく他にも原因があります。
●乾燥
皮膚に必要な水分と皮脂が不足すると、肌の保湿機能が低下して、
オーバーターン(肌の生まれ変わり)が乱れ、肌のハリや弾力が失われます。
その結果、小じわとたるみの原因になり、ほうれい線に繋がります
●紫外線
紫外線を浴びると、肌のコラーゲン線維やエラスチン、
またそれをつくりだす細胞が傷つき、生成が減少していきます
その結果、たるみ、そしてほうれい線の原因になります。
紫外線によくあたっている人の肌は、若くてもみるからに
弾力がなく角質が厚くゴワゴワしています。
●肩こり、首のこり
肩コリや首コリで血行やリンパの流れが悪くなり、
首から上の顔や頭に血液やリンパ液がたまります。
そうすると顔がむくみます。
顔がむくむと、ほうれい線も目立つようになります。
●日常生活の癖
頬杖をつく、横向きで寝る、食事のときにいつも片側で噛む。
日常のクセは片方の頬の筋肉や脂肪、皮膚に負担をかけることになります。
このような日々の積み重ねがほうれい線ができる原因にもなります。
●表情筋の衰え
身体の筋肉と同じで、使わなければ固まったり、たるんだりします。
笑いすぎてもほうれい線はできますが、
無表情で表情筋が衰えてくることでも、ほうれい線はできます(@_@)
●口周りの筋肉の衰え
柔らかい食べ物ばかり食べてしまっていることがあります。
柔らかいものは噛む力もいりませんし、
噛む回数も少なくて済みます。
知らず知らずのうちに口周りの筋肉が衰えてしまうのです
●猫背
今は若い年代のほうれい線が出来やすいのは
パソコンやスマホを使うことが日常になっている現代人
自然と前かがみになり、背中から肩、首の筋肉が、
緊張して固くなっている人が多くなっています。
首から肩にかけての筋肉が固くなると、
顔の表情筋を引っ張る力がなくなっていくので、たるみに繋がります。
※若い年代からほうれい線が出来てくると年を取るともっと深刻になるので
早めに対処してくださいね(#^.^#)
●日常生活の乱れ
過度のストレス・喫煙・睡眠不足・偏った食事・暴飲暴食
コラーゲン不足・ビタミンC不足などによる、肌へのダメージがあげられます。
浅いほうれい線の原因と対策
浅いほうれい線は表皮性のシワとも呼ばれます
浅いほうれい線ができる原因は年齢に関係なく20代でも見られます。
表情のクセや肌表面の乾燥、むくみが原因と言われています。
1本の線のように見えるのが特徴で、表情のクセなどによりシワが線
のように定着して、ほうれい線ができてしまうのです。
浅いほうれい線の対策
●乾燥させない
表情のクセを治すのが一番良いのですが中々難しいので、
化粧品などを使って乾燥をさせないように肌ケアを行って下さい。
肌のケアには保湿成分である「セラミド」や「ヒアルロン酸」「コラーゲン」
といった成分の入った化粧品を使って、肌にうるおいと水分を補ってあげて下さい。
●良い姿勢を心がける
デスクワーク・スマホ使用の多い方は定期的にストレッチを行なうなど、
日頃から猫背を改善できる様にして下さい。
●食生活の見直し
バランスの良い食事をして下さい。
ほうれい線に効くと言われ、同じ食材を一度に大量に食べたり、
食べ続けたりすることは良く無いです。
毎日の食事の中に、さりげなく組み入れてバランスのいい食事をして下さい。
柔らかい食事ばかりしている人は食事の際の噛む回数を増やしたり
するめなどを噛んだりして口周りの筋肉を鍛えたりするのも良いです。
●表情筋のエクササイズを行う
むくみによる場合はやはり舌回しエクササイズが効果があります。
それでも気になるからは美容皮膚科でのボトックス注射が良いです
深いほうれい線の原因と対策
深いほうれい線は、真皮性のシワとも呼ばれます。
加齢とともに深刻化する目立つほうれい線です。
深いほうれい線ができる原因は、肌の内部にある
コラーゲンやエラスチン線維の劣化や減少、筋肉の衰えなどといわれています。
コラーゲンやエラスチンが減ってしまうと、肌の弾力やハリを維持することが
出来なくなってしまい、重力によって口元付近に皮膚のたるみができてしまいます。
コラーゲンやエラスチンは加齢とともに減少してしまう物なので、
深いほうれい線は肌の老化現象の1つです。
深いほうれい線の対策
深いほうれい線は肌のハリや弾力を取り戻すためには
コラーゲンの生成を促進させることが重要です。
スキンケアには肌の保湿に有効なレチノールやビタミンC誘導体と
いった成分が配合されている化粧品が良いです。
ビタミンC誘導体も参考にして下さい。
美容皮膚科ではほうれい線に即効性のある
ヒアルロン酸注射がおすすめです。
顔全体の張りを出したり、たるみを引き上げたり、コラーゲンを増やしたりして
ほうれい線を目立たなくする美容医療での施術があります。
美容皮膚科、美容外科の治療
サーマクール
肌の奥深くに高周波の電気的な熱エネルギーを加え
コラーゲンの生成を促進して皮膚を若返らせる治療です。
タイタン
フォトフェイシャルをはじめ、多くのスキンケア機器で使用されている
IPL技術を用いた最新のリフトアップ施術です。
タイタンは痛みが無く麻酔の必要性が全くない点や、
「ジェネシス」による整肌のコンビネーション施術により、
さらにリフトアップ効果が期待できる点が、大きな特徴
フラクショナルレーザー
レーザーを点状に照射して、皮膚に小さな穴を開ける事から始まり
その穴から熱エネルギーを与えながら、肌の組織の再生を図るのが特徴
ポラリス
電気的エネルギーを皮膚の深部に与え、
細胞に大きな刺激を与えることで自分自身の皮膚の
コラーゲン生成を活性化し、皮膚全体にハリと弾力を蘇らせるというもの。
皮膚の表面にダメージを与えず、ピンポイントで真皮層を刺激することができ、
照射直後から肌がぐっと引き締まった実感が得られるのが特徴
マトリッスクIR
コラーゲンの活性に有効なRF(高周波エネルギー)と
美肌効果の高いダイオードレーザーを同時照射することによって、
短期的には真皮上層のコラーゲン収縮で肌にハリを出し、
長期的には線維芽細胞を刺激して、コラーゲンの増生・再構築を促します。
ダウンタイムがほとんどなく、直後からリフトアップ効果を実感できるのが特徴です。
ウルトラフォーマーⅢ
高密度焦点式超音波療法)を使用し、肌内部の目的の深さだけに照射します。
真皮と皮下組織に、強力な超音波エネルギーを加えることで
たるみを引き締めるリフトアップ治療器です
真皮よりも深い筋膜(SMAS)層(深さ4.5mm)まで届くため、
高いリフトアップ効果が期待出来ます。筋膜層のみでなく、
真皮の深層と浅層(深さ3.0mm、1.5mm)にも施術を行いますので、
真皮内のコラーゲンの生成を促し、ハリや弾力を与え、
即時的な引き締め効果を発揮する最新リフトアップ治療機器です。
糸によるリフト
特殊形状の糸で、しっかりとリフトアップをはかることができます。
糸を挿入することで、自然治癒力が働きコラーゲンやヒアルロン酸を生成します。
肌のハリや弾力のアップ、シワの改善といった効果
※美容外科・美容皮膚科では、たるみの治療はまだまだありますが、
顔のほうれい線の深さ、たるみの状態も
人それぞれありますので、原因に対してそれを明確に改善できる方法で
治療しなければ、満足のいく効果は望めません。
たるみの種類をしっかりと見極めた上で、症状に合わせた治療を行うことが最も重要
舌回し体操
口の中で舌をまわすだけの体操ですが、最初はけっこうきついです。
左右20回ずつ行えるようにしましょう。
- 歯茎の外側に沿いながら舌を回す
- 右回りで20回、左回りで20回行う
- 1日3回(朝昼晩)ほど行う
舌回し体操は口の周りにある口輪筋を鍛えますが、
口輪筋はほかの表情筋にもつながっていますので
効率的に表情筋を鍛えてたるみを改善、ほうれい線を薄くすることができる体操です
始めは口の周りの筋肉が少しいたいですが慣れてきます。
※根気よくやり続けた人はほうれい線がだけではなく顎関節もスッキリ
引き締まってきます。(継続は力なり一度は試して見て下さい(#^.^#))
ほうれい線・しわ・たるみに効く食べ物
大豆製品
◎コラーゲンの生成を促進する
- 納豆
- 豆腐
- 豆乳
- きな粉
ポリフェノール
◎コラーゲンの生成に不可欠なビタミンCの吸収を良くする
◎血行を促進してむくみを改善する
◎活性酸素を除去する
- 緑黄色野菜
- 赤ワイン
- 果物全般
- 緑茶
コラーゲン
◎体内で肌のコラーゲンに再合成される
- ゼラチン
- 牛すじ
- 鳥の手羽先
ビタミン類
◎肌の新陳代謝を高め、ターンオーバーを促進する
- ビタミンA:緑黄色野菜(モロヘイヤ、にんじん、春菊、ほうれん草、チンゲン菜)
- ビタミンB1:豚肉、卵、玄米
- ビタミンB2:うなぎ、レバー、納豆、卵
- ビタミンC:果物全般 赤・黄パプリカ、ブロッコリー、ピーマン、ミニトマト
- ビタミンE:うなぎ、ナッツ類 アーモンド、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボカド、赤パプリカ
※食事ですべてを補うのは難しいので
サプリメントを取り入れるのも良いですよ!(^^)!
ナース美奈子よりまとめ
20代、30代、40代、50代年齢とは関係なく
ほうれい線があると鏡をみる度に悩んでしまいます。
浅いほうれい線から深いほうれい線まで
年齢が高くなるにつれほうれい線を消すのも時間がかかります。
ほうれい線を薄くするには、色々なことを同時進行でケアしていく必要があります。
肌の水分不足に加え、加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少。
表情筋の緩み、蓄積された紫外線ダメージなど、
ほうれい線だけの問題では無いので
1日も早く若々しい肌を手に入れてください(*^^)v
年齢が高くてもいつまでも若々しい肌を保っている方は
若い時期から美肌になるためのスキンケアや食事、日常生活など心がけている方が多いです。
今からでも遅くないので、スキンケア、マッサージなどまず試して見てください(#^.^#)
お金をかけずにほうれい線を消すのが一番良い方法ですが
それでも無理な場合や早く何とかしたい人は
美容皮膚科、美容外科を利用するのが一番早いです。
必ず信頼のおける、経験豊富な美容クリニックを見つけてくださいね(#^.^#)
最後まで読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
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