顔のほくろは大きさにもよりますが目立つほくろがあると
化粧ではカバー出来ないし、鏡を見るたびにこのほくろがなかったら良いのに、
など悩まれている方が多く美容クリニックにほくろを取りに来られる方が多いです。
子どもの時からほくろが多い方だった、この頃急にほくろが増えた気がする、
ほくろが増えた、など悩まれている方も多いです。
そんな中自分でほくろをとってボコボコになった肌の傷を
治してほしいと言う方もいます。
最近、自宅でほくろを自分で取る方法などがあげられますが
本当にほくろを綺麗に取りたいと考えている方は
自分でほくろを取ることは
美容医療関係者の人は絶対やめてほしいと思っています。
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ほくろとは
ほくろとは、色素性母斑もしくは、母斑細胞母斑と呼ばれている
良性の母斑細胞(ほくろ細胞)の集まりのことです。
色や形にそれぞれ特徴があります。
生まれつきのものと成長途中で現れてくるものがあります。
ほくろの特徴
●色
メラニン(色素を作る色素細胞)があるため、色は褐色、茶色、黒色をしています。
●形
平らなものや盛り上がったものなど様々あります。
はじめのうちはたいらですが、少しずつふくらんでくることがあります。
顔では丸く膨らむことが多く、からだではいぼのようにふくらむことがあります
●大きさ
普通は5ミリ以下のものがほとんどです。
生まれつきのほくろや5歳以下で生じるほくろは大きくなることがあります。
とても大きなものもあります。大人でもまれに10ミリを超えるほくろができることもありますが
まれですから、大人になってできたほくろが変化する場合や、7ミリをこえるときは
それ以上の大きさでだんだん大きくなってくるものは注意が必要です。
良いホクロと悪いホクロ
●良いほくろ
ホクロは基本的に良性の色素性皮膚腫瘍で、色素性母斑、母斑細胞性母斑など
●悪いホクロ
いわゆる「メラノーマ(悪性黒色腫)」のことでです。
メラノーマは様々ある悪性腫瘍の中で最も悪性度が高いと言われています。
悪いホクロ(メラノーマ)の見分け方
①最近気付いた。
②急に大きくなってきた。
③色が濃い。
④色調にむらがある。
⑤形が不整、いびつ。
⑥出血を起こしたり、いつもジクジクしている。
⑦手の平や足の裏、指先や爪、目の周囲や唇周囲などにある。
⑧大きさが7ミリを超えている。
かなり以前からあって少しずつ大きくなったホクロでも悪性の場合もあったり、
生まれつきのホクロの中には最初から大きいものもあったり、
ホクロの中でも盛り上がったタイプや平坦なタイプがあったり、
これらの指標が当てはまらない場合も多くあります。
ほとんどのほくろは良性のほくろですので
気になるほくろは一度皮膚科などで調べてもらうのが一番です。
何故自分でほくろを取る方法がダメなのか
よくもぐさを使ったり、ほくろ除去クリームで自分で取る方法が
書かれたり、動画などがありますが、かなり危険な行為です。
ほくろ除去クリームやもぐさが、実は肌荒れややけど、感染などを起こす可能性もあります。
肌にやけどなど起こすと皮膚が瘢痕する可能性もあり、傷どころではなくなってしまいます。
それを美容医療で直す方がかなり大変(@_@)
ほくろ除去クリームの主成分には「サリチル酸」という
ウオノメを除去する際に使用されている成分が含まれていることがあります。
サリチル酸には、肌の角質層に浸透し、角質を柔らかくしたり溶かしたりする作用があるため、
もともと皮膚が薄い顔の肌にサリチル酸配合の薬剤を塗ることは、
かぶれや炎症を起こすなどの思わぬ副作用が起こることもあるため、使用するのに注意が必要
サリチル酸が配合されていないクリームも、なかには気をつけなければいけないものがあります。
ほくろを除去する仕組みとして、肌表皮を柔らかくして
皮がはがれ落ちることを利用している場合は、
サリチル酸と同じはたらきをしていることになるからです。
敏感肌、皮膚の弱い方は絶対使用しないでください。
ネットで「自分でほくろを取る方法」が書かれているのは
たまたまその時にうまくいっただけの話でみんながうまくいくことは無いです。
あとで必ず再発の可能性があります。
※レーザー治療でもほくろの再発があることがあるのはそれだけ、
ほくろ細胞の根が深いほくろが多いと言うこと(>_<。。)
自分で取る方法の値段
●もぐさ 300~15,000円位
●ほくろ除去クリーム 2,000~12000円位
病院・美容クリニックでほくろを取る方法と値段
ほくろを取るのに気になるのは値段ですよね。
値段は保険でできるものもありますが、美容目的はすべて自費になります。
皮膚科・美容クリニック・美容整形・地域により値段も様々です。
1個で値段決まるところもあれば大体ほくろの大きさ1㎜に対しての値段です。
●炭酸ガスレーザー: 1,000~30,000円
● Qスイッチレーザー : 1,000~30,000円
● 高周波メス・電気メス 6,000~30,000円
● 切除縫合 9,000~30,000円(保険適応あり)
●くりぬき法 9,000~30,000円(保険適応あり)
●凍結法 1,000~10,000円(保険適応あり)今はあまりしないです。
クリニックにより麻酔代、内服薬、消毒薬、軟膏などがプラスされたり、
値段に含まれたりします。
美奈子のいたクリニックはほくろは1mm 1000円でしていました(#^.^#)
数多くのほくろはかなり割引をしていました(*^^)v
ほくろの大きさによって取り方が変わる
●Qスイッチレーザー :小さく平坦 なほくろ (リスク少なく短時間で済む)
●炭酸ガスレーザー :5mm以下で盛り上がっている ほくろ(リスク少なく短時間で済む)
●高周波メス・電気メス: 盛り上がっているほくろ( 短時間で傷跡がほぼ残らない)
●くりぬき法: 6mm以内 のほくろ(確実性が高い)
●切除縫合 :6mm以上で大きくなほくろ(膨らんでいる 確実性が高い)
ほくろをとった後はアフターケアが一番重要
●炭酸ガスレーザーの場合
肌は、軽い火傷のような状態になって凹んだ状態になっています。
軟膏などの塗り薬が処方されることがほとんどなので、
きちんと用法・用量を守ってケアしてください。
一番大切なのは、ほくろ除去した箇所を乾燥させずに上皮化させることが重要です
常に軟膏で凹んだ部分を潤わしてください。
そのあと専用の絆創膏を処方してくれますので貼付してください。
※傷は乾燥させると早く治ってしまうので、よくやりがちなのが、
もう治って来たので軟膏を塗るのも面倒になり自分勝手にやめてしまう人が多いです
そうすると凹んで治ってしまいます。
●Qスイッチレーザーの場合
皮膚の凹みはないですが、専用の消毒液や軟膏、専用の絆創膏
を処方されるこがあります。指示に従ってケアしてください。
●切除縫合法の場合
縫合した箇所を水につけないようにしてください。
アフターケアは必ず指示してくれますので守ってください。
●くりぬき法の場合
くりぬき法でほくろ除去した場合は、炭酸ガスレーザーでほくろ除去したときと同じように
ケアしていきます。常に軟膏で潤わして乾燥させないようにしてください。
※ほくろ除去後、もっとも重要になるのが「紫外線対策」です。
ほくろ除去した箇所は、皮膚が薄くなっているため
メラニン色素がより沈着しやすい状態になっていますので、
そのような状態で、紫外線対策をせずにいると、
新たにほくろができたり、シミになったりすることがありますので
せっかくほくろ除去したのが、残念な結果になります。
ほくろ除去をした患部を絆創膏や専用テープなどで保護し、
紫外線吸収剤の入っていない日焼け止めクリームを塗布してください。
ナース美奈子のまとめ
今はネットで自分でほくろを取る方法はたくさん出ていますが
医療関係者はだれもお勧めしません。
ほくろを取ったところが感染して傷や瘢痕になってしまったら
美容医療では元通りの皮膚に戻す治療は本当に大変です。
現在、美容クリニックでのほくろ取りの値段は段々安くなっています。
ほくろを取りたいと思っている方は、
保険の取り扱いのある美容クリニックですることをお勧めします。
病院の皮膚科での治療は美容目的ではないので、
取り除くのを優先しているとことが多いです。
美容クリニックは美を目的ですので仕上がりが綺麗ですよ(*^^)v
美奈子のいた美容クリニックでは盛り上がったほくろに対し
炭酸ガスレーザーでほくろ除去したあとほくろ細胞は根が深いので
さらにQスイッチレーザーを使って当てていました。
ほくろを取った後は皆さん嬉しさのあまりほくろを取ったあとの
注意事項を聞き逃したりすることが多いのでしっかり
最後までカウンセリングを聞いてくださいね
最後まで読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
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