1年中紫外線は降り注いでいますが、
暖かくなると紫外線も強くなり、特に汗をかく夏場は、
日焼け止めをしていても、汗を拭うたびに日焼け止めが取れてしまい、
その度に何度も塗り直さなくてはならず、とても面倒。
今年は、新型コロナ対策のためマスクの着用は欠かせなくなって来ています。
今までと違いマスクをすることでさらに汗をかきやすいく顔が蒸れる状態。
汗をかくと同時に肌の水分や保湿成分が流れてしまうので、
気づかないうちに肌は乾燥してしまいます。
暑い屋外から涼しい屋内に入って汗が引いていくときには、
肌にとって大切なうるおい成分までも一緒に奪われています。
特に夏は肌の乾燥がひどくなり、シワ・たるみにつながります。
目元・口元の浅い小じわはしっかりとケアすれば治りますが、
放っておくと深いシワへ変化していきます。
一度深いシワが刻まれると、セルフケアではどうにもならないことになりますので
目の下にシワが出来る原因、目の下のシワ、たるみの改善方法、
おすすめのアイクリームを解説しています。
是非参考にして下さい。
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シワの原因
シワは主に「乾燥」「紫外線」「加齢」により生じると言われています。
- 加齢による肌の弾力低下
- 加齢による乾燥(肌の水分保持力の低下)
- 気温や湿度の低下による乾燥
- 紫外線による真皮や表皮へのダメージから起こる弾力低下
- 加齢による女性ホルモン量の低下
乾燥、紫外線、加齢による表皮や真皮の変化によって肌にシワが刻まれてしまいます。
目の下のシワができる原因
何もケアしなければ、加齢と共に目の下のシワが出来てしまいますが、
最近若くても目元にシワが出来ている人も多いです。
目の下のシワは、目周辺の「乾燥」「紫外線」「加齢」「刺激」「疲労」が主な原因です。
●肌の乾燥
目周辺に浅く細かいシワが増えてきたら、肌が乾燥しているサインです。
目元の皮膚は顔の他の部分と比較してもとても薄く、
皮下脂肪も少なめで皮脂の分泌も多くなく、もともと乾燥しやすい環境です。
夏は特に肌の乾燥が悪化する傾向ですが、目元に特別なスキンケアをしていない。
いつも通り、朝晩欠かさず洗顔フォームで洗顔している。
目元のクレンジングは念入りに行っている
このような方は、日常的に目元の皮膚が乾燥しやすくなります。
●紫外線による老化
皮膚の薄い目元は紫外線による影響を受けやすく、
紫外線により肌がダメージを受けて生じるシワ。
表皮のコラーゲンが減少するとともに、コラーゲンを束ね、
肌の弾力性に関与しているエラスチンが劣化することで大きなシワになります。
●メイクや洗顔による肌への負担
メイクをすると、どうしてもブラシやパフ・指で肌に刺激を与えてしまいます。
また、クレンジングの際、アイシャドーやマスカラを落とそうと
目元をこすっていることが多いです
メイクオフのためのクレンジングや洗顔による摩擦も、肌にとっては負担になります。
さらに、クレンジング不足で肌にメイク成分が残ってしまうのも、肌にはダメージです。
●マッサージによる肌への負担
目を擦ったり、過度なマッサージを行ったりするとシワの原因となります。
特に、皮膚を伸ばしたり縮めたりする刺激は、
大きなダメージを与えてしまうため注意が必要です。
●PC・スマホによる眼精疲労
仕事で長時間パソコンを使ったり、スマホを見てばかりいると、
どうしても目は疲れてしまいます。
目に疲労が溜まると、まぶたや目の下など、目周辺の血行が悪くなります。
血行不良が起こると、肌に必要な栄養や水分が届きにくく、
乾燥やシワ・たるみの原因となってしまいます。
●加齢によるシワ
目尻のシワなどは、表情の変化により生じるシワが積み重なることで生じます。
20代までのハリのある肌ならすぐに元に戻りますが、
加齢により、肌は新陳代謝が悪くなり、
乾燥や紫外線のダメージを重ねることで水分保持機能も低下。
皮膚は弾力を失い、小じわができやすく、シワが残りやすくなります。
加齢と共に減少するコラーゲンやエラスチンは、
肌の弾力を支える大切な役目を果たしていますが、
減少することで深いシワへと変化していきます。
目元・目の下のシワ・たるみの改善・予防方法
デリケートで乾燥しやすい部位だからこそ、
顔のどのパーツよりも念入りなスキンケアを行ってください
<クレンジングの見直し&優しく洗顔>
肌がいつもと違う(乾燥・肌トラブル)と感じた時は、
刺激の少ないクレンジング選びが必要になってきます。
摩擦や刺激を与えないよう優しく洗顔しましょう。
美肌はクレンジングの正しい選び方で決まる!種類別おすすめ12選
クレンジングは上記を参考にして下さいね。
落ちにくいアイメイクはポイントメイク専用のクレンジングを使用するのが効果的です。
皮膚がよれるような力の入れ方は摩擦・刺激によるシワができやすくなるため注意してください。
<しっかり保湿>
毎日のお手入れの後にコットンパックを取り入れましょう。
化粧水を染み込ませたコットンを5分程度、まぶたや目尻、目の下に貼り、
水分をしっかり浸透させて、保湿力の高い乳液や美容クリームを使用してください。
体調の変化や極度な乾燥で化粧水が浸透しにくいという場合は、
事前に蒸しタオルで目元を温めて、皮膚を柔らかくしてあげると効果的です。
<アイクリームを使う>
目元は顔の中でも皮膚が薄くて皮脂分泌が少なく、デリケートな部分ですので
目元専用の「アイクリーム」を使ったほうが良いでしょう。
アイクリームは目元トラブルに特化した成分が特徴ですから、
目元の悩みにしっかりアプローチしてくれて、予防・改善に効果が期待できます。
<ラップパック>
普段より多めのアイクリームを塗り、上からラップをするパック方法です。
成分の浸透力を高めて集中的に保湿できます。
<ホットアイマスク>
蒸気が出るアイマスクを使用するか、
水に濡らしたタオルを絞ってビニール袋に入れてレンジで1分チンして
目元を温める(やけどに注意して下さい)
※目元を温める場合は、直接濡れたタオルを目元に置かないように
ビニール袋に入れて使用してください。
目の血行を促進し、疲労や老廃物を排出します。
ラップパックとの相性も良いため、定期的に行うのがおすすめです。
<紫外線対策をする>
紫外線は、常に対策が必要です。
日中に使用する美容液や化粧品は、できるだけ紫外線を防止できる
UVカットのものを選び
目元は負担をかけない刺激の少ないものを選んでください。
紫外線を防ぐサングラスや日傘・帽子も、日常的に使うようにしてください。
紫外線は冬も曇りの日も降り注いでいます。
紫外線対策は夏や晴れた日だけでなく、一年を通して行ってください。
※1粒で24時間効果!飲む日焼け止めユーブロックとヘリオケアの違い
上記も参考にして下さいね。
<加齢によるシワの改善・予防>
目元のスキンケアはとても大切ですが、
加齢によるシワ改善・予防は、
顔全体の保湿ケアにより肌の柔軟性を保つこと、
紫外線対策で肌ダメージを軽減すること。
40代4か月で美魔女と言われる美肌になる方法/正しいスキンケア
上記に40代からの正しいスキンケアの仕方や洗顔方法を載せていますので参考にして下さい。
<食生活を見直す>
食生活を改善すると、身体の内側からシワのケアができます。
抗酸化作用を持つ食材をバランスよく取り入れ、
肌を若々しくキープできるようにしましょう。
<肌の老化を防ぐ代表的な成分・食材>
ビタミン:イチゴ、キウイ、みかん、アーモンド、アボカド、緑黄色野菜など
ミネラル:牡蠣、牛肉、海藻類、きのこ類 など
リコピン:トマト、すいか、あんず、ピンクグレープフルーツなど
コラーゲン:鶏皮、手羽先、スッポン、フカヒレなど
ケルセチン:玉ねぎ、アスパラガス、レタスなど
セラミド:大豆、黒ごま、こんにゃく、牛乳、ヨーグルトなど
アントシアニン:プルーン、ブルーベリー、柿など
ぜひ、抗酸化作用のある栄養素を摂ってサビない身体を作りましょう。
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細かいシワ(表皮シワ)に効く美容成分
乾燥が原因で出来る目尻や口元の表皮ジワには、保湿ケアが大切です。
高保湿の成分が入った化粧品を選ぶと良いです。
<細かいシワに効く美容成分>
●セラミド
角質層内で肌を刺激から守る「バリア機能」のはたらきをもつ成分
体内のセラミド不足を補い、肌本来の水分保持力を高める
● ヒアルロン酸
水分を豊富に含み、肌の弾力を保つ成分
湿度に左右されにくく、季節を問わず肌のうるおいを保つ
● コラーゲン
肌に水分保持力と弾力を与える成分
肌によくなじみ、保湿・保護する
※「セラミド1・セラミドNP」のように英数字がつく
「ヒト型セラミド」は、最も肌になじみやすく保湿力が高いため特におすすめです。
※複数の高保湿成分が配合された化粧品を選ぶと、
成分同士の相乗効果によってさらに高い保湿効果が期待できます。
深いシワ(真皮ジワ)に効く美容成分
繊維芽細胞の衰えが原因でできる真皮ジワには、
不足した繊維芽細胞を新たに生み出す必要があります。
コラーゲンやエラスチンといった繊維芽細胞は、
化粧品で生成を促すことができます。
繊維芽細胞の生成を促しハリを与える成分が入った美容液や美容クリームを選ぶと良いです
<深いシワに効く美容成分>
●レチノール
肌の健康を保つ「ビタミンA」の一種
肌内部のハリを支えるコラーゲンなどの生成を促す
●ナイアシン(ニコチン酸アミド)
肌の代謝に関わる「ビタミンB群」の一種
血行をよくしてお肌の生まれ変わり(ターンオーバー)やコラーゲン生成を促す
●ビタミンC誘導体
抗酸化作用のある「ビタミンC(アスコルビン酸)」を肌に吸収しやすい形に変えたもの
コラーゲン生成を促すほか、美白作用や皮脂抑制のはたらきももつ
●フラーレン
フラーレンの抗酸化力はビタミンCの250倍以上など言われ
強力な抗酸化力を持つことが知られ、エイジングケア成分として
ドクターズコスメを始め、多くの化粧品に配合されています。
※美容業界が注目!抗酸化力はビタミンCの250倍/フラーレンの正しい選び方
●アスタキサンチン
アスタキサンチンの肌への抗酸化力は、
ビタミンCの6000倍、コエンザイムQ10の800倍
αーリポ酸の75倍、ビタミンEの1000倍、β-カロテンの10倍。
※抗酸化力はビタミンCの6000倍?医療機関専売品アスタキサンチンとは
目の周りのシワに効くおすすめのアイクリーム4選
●リンクルショット メディカル セラム(ポーラ)
シワに密着して真皮まで浸透、有効成分ニールワン配合
定価:20g/13500円(税抜)
●エンリッチド リンクルクリーム(エリクシール シュペリエル)
保湿力が高い、有効成分純粋レチノール配合
定価:15g/5800円(税抜)
●ザ リンクレス(ワンバイコーセー)
キメを整える、有効成分リンクルナイアシン配合
定価:20g/5800円(税抜)
●金のプラセンタ もっちり白肌濃シワトール(ホワイトラベル)
エイジングケア成分の「レチノール」を始め、
ヒト型セラミド3種類プラセンタエキスといった保湿や美白に効果的な成分を配合。
定価:30g/1200円(税抜)
加齢による肌の水分保持力の低下
どんなにキレイな肌の方でも、エイジングケア(老化対策)を
していなければ、肌は確実に衰えていきます。
今シミやシワ、乾燥などの悩みがまったくなくても、
毎日の紫外線対策や十分なスキンケア、内側のインナーケアをしている人としていない人では、
5年後10年には肌はまったく変わってしまいます。
ナース美奈子のまとめ
目元に小じわがあると、実年齢以上に老けて見えます。
目の周り、目の下に出る肌の変化は乾燥、加齢だけでなく、
生活習慣からくる様々な原因が隠れています。
放っておくと消えないシワやたるみといったトラブルにつながりやすく、
顔の印象を悪くさせてしまうことも・・・
小じわは早めにケアすることで消えることがありますが、
できてしまった深いシワを化粧品で完全に消すことは難しいです。
ですが保湿やシワ対策に特化したクリームなどでケアを続けることで、
目立ちにくくなることもあります。
これ以上シワを深刻化させないためにも毎日のケアを続けて下さい。
早めにシワの改善・予防をすることで5年後10年後の肌は変わってきます。
いつまでも張りのある美肌を目指してください。
最後まで読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
目の下のたるみが気になる方は下記に解説しています。
※目の下のたるみを取る方法・ホームケアから美容医療の治療方法
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